広島地協連絡会 慰霊碑めぐり・損保平和交流集会・慰霊祭を開催 被爆67年 核兵器廃絶と安全なエネルギー政策の 実現を求めて |
【8月4日(土) 開会総会〜慰霊碑めぐり・損保平和交流集会】 8月4日に開催された開会総会では、広島市の松井市長や日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表、世界の非政府組織(NGO)の仲間、日本各地で平和運動にとりくむ団体が次々と登壇し、核兵器の非人道性や「ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・フクシマ」の思い、活動の経験を参加者に訴えました。 慰霊碑めぐり “見てほしい”慰霊碑を組合員が説明
慰霊碑めぐり学習会には、原水禁大会参加者と広島の仲間、35名が参加しました。広島地協連絡会の塚本さん(損保ジャパン支部)と坪山さん(あいおい支部)の二人が案内役をつとめ、「峠三吉詩碑」「全損保の碑」「原爆死没者慰霊碑」「原爆の子の像」と平和のとりくみ実行委員会で“ここを見て欲しい・聞いて欲しい”と、選定した慰霊碑を順番に回り、説明していきました。 「原爆の子の像」では、案内役の二人が共に像のモデルとなった佐々木禎子さんと同じ中学校に通っていたことなども披露し、原爆症の恐ろしさ、平和への思いを参加者に切々と訴えました。 損保平和交流集会 平和への思いを交流
続いて、各支部・地協の代表、広島地協OBから平和に対する思いや全損保のとりくみへの期待と決意が次々と語られました。 「原爆のひどさを伝えられるか」悩みながら
「『核兵器と人類は共存できない』−核廃絶は人類共通の願い」の集会アピールを大きな拍手で採択した後、連絡会代表の塚本さんが閉会のあいさつに立ちました。塚本さんは、「『原爆の実相』を長年語り続けていただいた村田さん(東海支部OB)という大きな存在を失い『いかに核の、原爆の、戦争の恐ろしさ、ひどさを伝えるか』について去年も相当悩みましたし、今も悩んでいます。でも、悩みながらも次の世代に伝えていかなければならない思いにゆらぎはありません。これからの一年も職場の仲間や支部・分会・地協・連絡会・OBが、互いに支え合い踏ん張りながら地道に『平和のとりくみ』の努力を重ねていきましょう」とよびかけ閉会しました。 【8月5日(日) 分科会で学習 オスプレイ搬入で騒然とする岩国基地を見学】 世界大会2日目の8月5日は、核兵器廃絶にむけての様々な分科会が開催されました。全損保からの参加者はオスプレイの搬入で騒然となっている「岩国基地調査」の動く分科会や「非核平和のアジア」「核兵器と原発」などの分科会に参加し、大いに学びました。 【8月6日(月) 広島市・平和祈念式典〜損保従業員犠牲者慰霊祭】
慰霊碑を前に核廃絶・平和への決意強める
損保従業員犠牲者89名とすべての原爆犠牲者へ哀悼の意を表し、静かな鎮魂の時が流れる中、碑は献花で埋め尽くされました。 全損保は広島平和記念公園内に唯一、慰霊碑をもつ労働組合としてこれからも「平和を希求するとりくみ」にいっそう努力を重ねていきます。 |
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