「一人一言」を力に、 職場からたたかう2012年春闘 支部地協代表者会議を開催 |
全体会は、及川副書記長(日動外勤支部)の進行ですすみ、西田賃対部長(常任中執、共栄支部)の開会あいさつ、友好労組の仲間の紹介の後、浦上委員長が、「私たちをとりまく情勢と2012年春闘方針」について提起を行いました。提起では、欧州債務問題などによる世界的な株式市場の低迷、かつてない為替相場の変動による世界経済危機の様相と、震災、原発事故からの復興が求められる日本の政治・経済の問題点を指摘しました。損保では、国内市場の縮小と大規模自然災害の発生などから、各社の収益が圧迫され、これまでになく経営の危機感が強まり、損保再編「合理化」情勢第二幕が先行き不透明に深まっている状況について具体的な事例をあげながら説明しました。そのもとで職場では「年中キャンペーン」とも言われる営業督励がすすめられ、徹底した数値管理と個人責任の追及など、あらゆる面から歪みがもたらされ、将来不安が働く者の共通項になっている様相が明らかにされました。そのうえで、この春闘を、一人ひとりの人生を守るため、「一人一言」などに書かれた思いを力に、いまもっとも求められる要求と課題を掲げ、職場からたたかう春闘と位置付け、とりくみをすすめようと訴えました。また、秋のたたかいからとりくんできた「一人一言運動」について、これまでの到達点を確認するとともに、春闘期間を通じてさらに運動を前進させていくことが提起されました。
全損保では、この会議の討論を受け、各支部・地協が2012年春闘の要求・課題を確立する論議をすすめ、3月の中央委員会で方針を確立し、要求実現に向け、たたかいをすすめます。 |
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