一人ひとりの思いにたって
主張を力にたたかう2011年春闘
支部地協代表者会議を開催

2011年春闘に向け団結ガンバロー
2011年春闘に向け団結ガンバロー


 1月15日(土)、東京小伝馬町(スター研修センター小伝馬町)で、支部地協代表者会議を開催しました。会議には、本部、各支部・地協代表、友好労組である大同火災労働組合、損保料率機構労働組合の仲間、計39名が参加し、2011年春闘に向け、情勢認識の一致をはかり、春闘の運動方針と、秋から論議してきた全損保の財政、組織、運動の見直しについて論議されました。

「私たちをとりまく情勢と2011年春闘方針」を提起する浦上委員長
「私たちをとりまく情勢と2011年春闘方針」
を提起する浦上委員長

 全体会は、及川副書記長(日動外勤支部)の進行ですすみ、西田賃対部長(常任中執、共栄支部)の開会あいさつ、友好労組の仲間の紹介の後、浦上委員長が、「私たちをとりまく情勢と2011年春闘方針」について提起を行いました。
提起では、損保再編「合理化」情勢第二幕の深まりによる圧倒的な寡占化、そのもとですすむ規模と収益力、効率化を競い合う競争の激化と、社会的役割が失われている産業の姿が説明され、それらすべての矛盾や被害、「歪み」が職場と労働者に押しつけられ、将来不安が働くものの共通項になっている様相が明らかにされました。そのうえで、この春闘を、一人ひとりの人生を守るため、その思いにたって、いまもっとも求められる要求と課題を掲げ、主張を力にたたかう春闘と位置付け、とりくみをすすめようと訴えました。
また、全国大会での確認を受けて論議をすすめてきた「財政、組織、運動の見直し」については、論議の到達点、中央委員会で2011年度予算執行の補正を行うことなどについて説明を行いました。


分散会での論議で、主要課題への意思統一がはかられる
分散会での論議で、主要課題への意思統一がはかられる

 これを受けて分散会、外勤分科会が開催され、情勢認識を深めながら、各支部・地協の代表者が、それぞれの論議状況を踏まえて、春闘に向けたとりくみを報告し、主要課題への意思統一がはかられ、「財政、組織、運動の見直し」に関する確認を行いました。
その後の全体会では、友好労組の代表のあいさつ、会場発言(大阪地協、広島地協)、澤田外勤部長(常任中執、日動外勤支部)による外勤分科会報告、道家書記長による討論のまとめが行われ、 2011年春闘アピール「一人ひとりの思いにたって、主張を力にたたかう2011年春闘」が採択されました。会議は、佐藤副委員長(損保ジャパン支部)の閉会のあいさつと団結ガンバローで締めくくられました。
 全損保では、この会議の討論を受け、各支部・地協が2011年春闘の要求・課題を確立する論議をすすめ、3月の中央委員会で方針を確立し、要求実現に向け、たたかいをすすめます。



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