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全国大会で運動方針を採決

選出された2010年度新執行部 団結ガンバロー
選出された2010年度新執行部 団結ガンバロー

運動方針を提起する吉田委員長
運動方針を提起する吉田委員長

議長団の道家さん(日新)、西田さん(大阪)
議長団の道家さん(日新)、西田さん(大阪)

 9月25日、東京都新宿区にある日本青年館で、全損保第66回定期全国大会が開催されました。  大会は、国民春闘共闘事務局長・全労連事務局長小田川義和氏、全国金融共闘事務局長・全証労協議長松井陽一氏、保険共済労組懇談会を代表して生保労連中央副書記長津田栄治氏、友好労組から、大同火災労働組合委員長宮里大介氏、損保料率算出機構労働組合委員長小池悟氏の来賓あいさつを受け、一般経過報告・採決を行った後、議案審議に入りました。

 2010年度運動方針の提起は、中央執行委員を代表して吉田委員長が行いました。吉田委員長は、2010年度運動方針の核心は「危機の深化の中に歴史的転換点が到来している情勢の根幹を握って離さず、労働組合が持つ可能性を追求していく」ことにあると述べ、世界経済の現況や総選挙の結果などに触れていきました。そのうえで、「危機の深まり」への対処としての損保再編「合理化」情勢の問題点を明らかにし、損保の真の展望は「歴史的転換」の方向にあると述べました。そして、労働組合の可能性を、「生活と雇用、労働条件を守る」という不動の原点に立ち、「明日は変わる」こと、「組合に変える力」があることに確信を持ち、可能性を開花させる原動力は一人ひとりの主張を運動の核にして追求していくと述べたうえ、具体的な運動方針について補強しました。最後に、新年度は全損保結成60周年であることに触れ、「50周年」以降の10年間、激動の中、歩みを止めず、ここにある「全損保」を、未来にためにどう役立てていくか、チャレンジしていこうと訴えました。

 この提起を受け、中執、中央委員、代議員計34名が発言しました。発言は、2009年春闘、日動外勤のたたかい、地協の「交流、共同の場」、平和と民主主義を守る運動、女性のつどい、サマージャンボリーなど多岐のとりくみに触れ、それぞれの努力が報告されました。これらの発言を通じて、自らの言葉で、「全損保」が数多く語られる討論となりました。浦上書記長のまとめの後、2010年度運動方針、「秋のたたかいを意気高くすすめる決議」、「日動外勤のたたかいに勝利する決議」、大会スローガンは全会一致で採決され、新たな年度の運動がスタートしました。

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