第87回中央委員会を開催 08春闘方針 全員一致で採決 「労働組合こそ確信、労働組合こそ展望 働く者の存在示しこの春闘をたたかおう」 |
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中央委員会は、尾高常任中執(賃対部長)の開会のあいさつではじまり、まず、国民春闘共闘小田川事務局長(全労連)のほか、全国金融共闘、友好労組である大同火災労働組合、損保料率算出機構労組の代表の方々から来賓としてのあいさつを受けました。 浦上書記長の経過報告、会計監査報告の承認後、吉田委員長が、春闘方針議案を提起・説明しました。 スローガンは新しい時代にかみあう提起
そして、この競争をすすめるにあたって経営者が依拠しなければならない労働者は、産業の役割を知り、その役割を果たすことにこそ働きがいを感じ、人間らしく生きたい、よい職場をつくりたいという要求を持った労働者−確固たる労働者であると指摘。競争をすすめる側は、この労働者に「競争の具」となることを強い、効率化のターゲットにすることが競争をすすめる鍵となるが、私たちにとっては、損保労働者が確固たる労働者であり続けるということが、新たな競争の明日をかえる鍵を握る。ここに、新たな競争のせめぎあいがあると述べました。 そして、「労働組合こそ確信、労働組合こそ展望。働く者の存在示しこの春闘をたたかおう」というスローガンは、まさに、新たな競争にかみあったかたちで、損保を守り、自らを守ろうという、極めて正確な呼びかけだ。このせめぎあいが、新たな競争の危機と矛盾を目のあたりにする国民・消費者の声と力に結びつけば、損保産業の明日は必ず変わると強調しました。 どんな春闘にするのか 決意込め29人が発言 | ||||||||||||||||
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午後からは、日動外勤のたたかいについて、牛久保弁護士による特別報告を受けました。牛久保弁護士は、2月18日のシンポジウム「東京海上日動火災・外勤社員制度廃止事件 裁判闘争の意義と展望を語る」で論じられた内容を踏まえて、大きな山場を迎える裁判闘争の現状を報告し、勝利に向けた弁護団の決意とともに、ともにたたかいを勝ち抜こうと訴えました。 審議では、計29名が発言(報告、まとめ含む)しました。発言では、新たな競争のもとにおかれる職場の労働条件や仕事の実態、改善を求める切実な声とともに、この春闘でとりくむ賃金要求や各種課題が、各支部から語られました。また、地協からは、本部オルグや青年婦人の交流、ボーリング大会などの共同・交流の場について、成果や教訓を交えて報告されました。日動外勤のたたかいについては、牛久保弁護士の特別報告も踏まえ、各支部・地協から多くの発言が集中し、全員の力で「手渡し&ポスティングビラ」230万枚の到達点を築き、たたかいを前進させてきたことが確認され、勝利判決・全面解決を手にする決意が口々に語られました。このほかにも、沖縄の平和大会参加通じて戦争を「実地」で体験することの大切さ、サマージャンボリー、女性のつどいの呼びかけなど、多彩な発言が折り重なりました。 | ||||||||||||||||
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最後に執行部を代表して浦上書記長がまとめを行い、全損保の08春闘方針は全員一致で採決されました。あわせて、「春闘宣言」、「重要な局面を迎える日動外勤のたたかい 勝利に向け全力でたたかう決議」も採決されました。 最後に漆野副委員長が閉会のあいさつ・団結ガンバローを行い、中央委員会は盛会のうちに終了しました。 これを受け、翌日、先行支部を除き各支部が経営者に要求書を提出しました。08春闘、要求実現に向け、力をあわせてがんばりましょう。 春闘宣言 重要な局面を迎える日動外勤のたたかい 勝利に向け全力でたたかう決議 |
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