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リモートで地方組合員も参加し秋の本部オルグ開催 企業や職場をこえて 「集まって語り合う」ことの大切さを あらためて確認 |
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全損保では、秋の本部オルグを11月20日東京で開催しました。昨年に続いて地方の組合員にもリモートで視聴することを呼びかけ、会場に9支部・独立分会から24人、オンラインには10支部・独立分会から22人の合計46人が参加しました。
オルグでは、浦上委員長が職場討議資料を使い、戦争、政治や経済がもたらす国民・労働者への被害を説明したうえで、そのもとですすめられる損保での「収益力の強化」をめざした各社政策が職場にもたらす歪みや矛盾などの問題点を明らかにしました。 そのうえで、そうした政策、自社利益を優先し消費者を軽視する姿勢、長年の商慣習などがもたらした問題として、「保険料の事前調整」とビッグモーターにかかわる一連の問題、情報漏洩問題についてふれました。そのなかで、金融庁が「収保規模やマーケットシェア重視の経営姿勢」をあらためることを求めていることを説明し、「今後、損保産業のあり方とともに、私たちの働き方にも大きく影響する変化が起こる」としたうえで、「産別の労働組合として、産業の健全性を取り戻すことを主張し、消費者からの信頼を取り戻す必要がある」と強調しました。 そして、コミュニケーション不足が課題となっているテレワーク、早期支払い自体が競争となり労働実態が悪化している災害対応など、損保に働くものの実態も含めて、とりまく情勢を説明しました。そのうえで、「全損保らしさをいかし、働く仲間の声と思いにたって運動をすすめよう」をスローガンとした秋のたたかいの骨格と具体的なとりくみ、地域で組合員が集まり語り合うことの大切さについて確認し合い、とりくみへの意思統一をはかりました。 最後に、前年度に引続き「地域組合員との意見交換会」を継続していくこと、5年ぶりとなる「西日本のつどい」の開催などにふれたうえで、「同じ地域で、同じ仕事をする仲間同士がつながることで全損保の運動を広げていこう」と呼びかけました。 オルグを受けて参加者からは、職場の実態とともに、労働生産性が追求される働き方への問題意識や、欠員不補充などによる要員不足の深刻さや労働実態の悪化が報告され、同じ損保に働く仲間として実態を共有し合いました。 そして、「集まり語り合う」ことの大切さを忘れずに運動を前進させる努力を続けてきた昨年度を振り返り、今年度も損保で働く仲間が地域で集まる場を可能な限り設定していくために、同じ地域に働く組合員同士が連絡を取り合って具体的なとりくみにつなげていくことを確認し合いました。 地域の仲間が、会社政策や職場実態、抱える課題などを出しあい共有し合うなど、全損保秋のたたかいは意気高くスタートしています。
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