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6・22 外勤部学習会を開催 −27名が参加− 「損害保険の社会的役割を守ってきた 外勤・直販制度の大切さと課題」 同じ立場で働く仲間が集まる場の 大切さを確認 |
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6月22日(土)、全損保外勤部は、「あらためて考えてみよう〜損害保険の社会的役割を守ってきた外勤・直販制度の大切さと課題」をテーマに、5年ぶりに学習会を開催し、各外勤関連4支部から27人が参加しました。 学習会のはじめに、分散会での意見交換につなげる問題提起を浦上委員長がおこないました。 そのなかでは、損保産業が消費者からの信頼を失うこととなった「保険料の事前調整」と「保険金の不正請求」問題の内容と経緯を説明したうえで、この事態を引き起こした要因について、「損害保険会社が顧客を軽視して利益のみを追求し、『安定的に損害保険を普及する』という損害保険の社会的役割とはかけ離れた政策をすすめてきた結果」と強調しました。また、各社の経営理念を紹介し、「経営理念は会社の姿・形を表すものだが、『損害保険の普及を通じて社会的役割を発揮する』といった文言は見当たらない」と問題意識を述べました。そうしたなかでも、大衆保険分野に特化し、対面販売を主に顧客に安心と安全を提供し、損害保険の社会的役割を守っている外勤・直販社員の役割と意義、その働く土台となっている外勤・直販制度の大切さについて、代理店制度と比較して説明しました。 最後に、「安心して働ける制度であることは間違いないが、処遇や働き方との関係での課題は多い。こうした課題を改善していくためには、一人ひとりが意見・要望を出し合い、それを労働組合が束ねて会社に改善を求めていく必要がある。そして、自身の会社の制度だけを見るのではなく、こうした場で他社の制度との違いを交換し合うことで問題認識を共有し、外勤・直販制度の維持・改善をはかってほしい」と強調しました。 問題提起を受けておこなわれた分散会では、損保の現状や経営政策の歪み、募集にあたっての問題意識などについて活発に意見交換がおこなわれ、問題認識を共有しました。そのうえで、課題に違いはあるものの、外勤・直販社員に対し、各社とも会社施策・収益への貢献を強く求めていることが明らかになりました。そして、外勤・直販制度の良さを認識しあい、同じ募集者であり、同じ全損保の組合員であることを共通項として労働組合の場で話し合うことの大切さを確認しあいました。 その後、各分散会論議の報告の後、田中外勤部長が「問題提起と分散会での意見交換によって、損保が本来の役割を取り戻すために、その役割を守ってきた外勤・直販制度の大切さについて認識しあうことができた。現実に募集活動をしているなかで生じている課題も多くなっている。そうしたなかでも、顧客との信頼関係を実感している仲間が、会社の違いをこえて集まり、意見・情報交換をしていくことの大切さも認識しあえた。今後も、同じ立場で集まれる全損保外勤部へ結集して、外勤・直販制度を守っていこう」と会議のまとめをおこない、終了しました。
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