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4・19春闘決起中央集会を開催 賃上げの必要性など認識し合い 要求実現に向け奮闘を呼びかける |
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山岡さんは、欧米における銀行破綻によって金融市場が不安定になっているなかでも、各国の中央銀行がインフレ抑制を優先して金利を引き上げていることを紹介したうえで、日本における歴史的な物価高騰の要因として、@コロナ禍の長期化による食料、資源、半導体原材料などの安定供給の停滞やサプライチェーンの不安定化、Aウクライナ危機による世界的な資源や穀物価格の高騰、B円安による海外からの輸入品価格の高騰などの要因が絡み合っていると説明しました。
最後に、「物価高騰なのだから、それを理由に労働組合が企業に賃上げを要求することは当然のこと。ただ、今後まだまだ物価は高騰する可能性が高く、そうしたなかで賃上げとともに、例えば電気・ガス料金への政府による補助金の増額など、労働組合は社会的に視野を広げ、政治に対して要求していくことも大切なことである」とし、「ヒューマニズム」=民主主義・基本的人権の尊重、恒久的平和の探求と「リアリズム」=科学的社会認識を学習することの大切さを強調し、「『社会は変わるし変えられる』という意識を大事に、労働組合運動を前進させていって欲しい」とエールを送りました。 講演後の質疑では、生計費を基本に経営へ賃上げを主張することの大切さなどを認識し合いました。 次に、各支部・友好労組の代表者、地方からZoomで参加している代表者、計5名から、講演を聞いて感じたこと、職場の状況、春闘への決意などについて発言がありました。
最後に、浦上中央闘争委員長が「講演では、物価高騰、そのもとでの賃上げの必要性、労働組合が大切にしなければならないことについて認識し合えた。コロナ禍で集まることに困難さがあることは否定できないが、組合員が切に求めている“賃上げ”をかちとるために、工夫を凝らして組合員との対話をすすめながら、自主交渉打切日にむけて、今日の集会が要求実現の力になることを確信にたたかい抜こう」と各支部・独立分会の奮闘を呼びかけ集会を終了しました。
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