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全損保結成70周年記念レセプション たたかいとる力を高めるために 企業の枠をこえて |
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9月20日、第80回定期全国大会終了後、主婦会館プラザエフにおいて、全損保結成70周年記念レセプションが開催されました。中執、大会参加者、歴代四役、この30年間の常任中執OB、各争議当時者、友好労組の仲間、多くの労働組合、団体、個人などご来賓も含め、155人が参加しました。 全損保は、前身である損保従連における「単一化」への3年におよぶ論議を経て、1949年11月5日、産業別単一組織として結成しました。以来、一貫して、「困った仲間一人ひとりの要求を大切にして、みんなが助けその実現のために努力する。どのような困難があっても、譲れないものは譲らず全体でたたかう」という「全損保らしさ」を大切に、産業と職場の民主的な発展に責任を持ち、平和と民主主義、雇用、権利、生活と労働を守るために奮闘してきました。その歩みは、間断なくつづき、いまの現役組合員に引き継がれています。このレセプションは、これまで全損保を支えてきてくれた多くの労働組合、団体、個人の皆様、全損保OBの方々とともに、全損保の過去、現在を語り合い、未来への展望を見出すために開催しました。司会は、全損保中央執行副委員長の山本佑亮さん、女性のつどい実行委員会の森山美香さんがつとめました。
レセプションは司会者の開会あいさつで始まりました。主催者を代表してあいさつにたった浦上委員長は、諸先輩への経緯とすべての関係者に感謝の念を述べた後、配布した70周年記念誌を紹介し、「70年間、誰かが困ったらみんなが駆けつけ、さまざまな成果を積み重ねてきました。それが『たたかいとる力』です。全損保はあらゆる闘争や運動を通じて、着実にその力を高めてきました。その土台を、会社は違っても同じ全損保組合員として集まることができる『企業の枠をこえて』で言い表しました」と記念誌への思いを伝えたうえで、「参加者のみなさんとともに『全損保』の未来への展望が見いだせる会になることを願っています」と述べました。 次に来賓を代表して、国民春闘共闘委員会代表幹事・全国労働組合総連合議長の小田川義和さん、参議院議員・日本共産党の大門美紀史さんのごあいさつを受けた後、第6代中央執行委員長 高橋順雄さんの発生で元気よく乾杯した後は、なごやかに歓談がすすみました。
70年の歴史をスライドで綴ったDVDを上映、歴代委員長を紹介 しばしの歓談の後、70年の歴史を写真で紹介したDVDが上映され、引き続き、歴代委員長が登壇し、紹介されました。代表して第4代委員長の磯野静雄さんが、ご自身の全損保とのかかわりや委員長当時の争議にふれ、「みんなで育ててきたこの全損保を今後も前進させていって欲しい」と現役メンバーを励ましました。友好労組・大同火災海上労働組合の比嘉委員長、損保料率算出機構労働組合の江川書記長からは、友好と連帯のあいさつをいただきました。
70年の歴史を「伝え広げる」運動につなげる さらに歓談のあとは、70周年記念誌を作成するにあたってご協力をいただき、各争議に際しては法廷闘争でご尽力いただいた、前田茂弁護士(前田法律事務所)と小部正治弁護士(東京法律事務所)からも、携わった争議や全損保とのかかわりについて温かいごあいさつをいただきました。最後に、主催者ならびに現役役員を代表して荒木書記長があいさつし、明日への展望を確信に意気高くレセプションは締めくくられました。
全損保では、11月9日に70周年を記念してしたシンポジウムも予定し、秋のたたかいでは、本部オルグや諸会議を通じて70年の歴史を「伝え広げる」運動をすすめることとしています。 |
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