自分らしく輝いて生きるために


今年は秋に77名の参加で女性のつどい開催



今年もリフレッシュできました
今年もリフレッシュできました


 11月12日、東京:エデュカス東京において「自分らしく輝いて生きるために−いま私たちにできること」をテーマに、13年目となる女性のつどいを開催し、77名が参加しました。

被災地への支援のために全国の物産品を販売

ブースの宣伝もきれいに
ブースの宣伝もきれいに
 午前11時から始まったフリータイムでは、タロット占い、ネイルアート体験、チェアロミ&アロハタロット選択体験、アロマテラピー&手作りキャンドル、整体体験など、様々な体験ブースが並びました。また、東日本大震災以降続けている被災地支援では、売上げから被災地へのカンパを送ることを目的に、全国の組合員から寄せられたバザー品、全国各地の物産品、手作りハリガネ細工などを販売しました。
 「みんなで簡単体操」の時間では、日々の疲れが首や肩、眼に負担をかけていることを取り除く、イスに座ってできる簡単な体操をみんなでおこないました。参加者からは、「首や顔を先生の言う通りちょっと動かしただけで、眼がスッキリして視界が広がった」「重かった肩が楽になった」と好評で、「会社でも時間を見つけてやってみよう」と簡単な体の動かし方を学びリフレッシュしました。

「奇跡のバトンリレー」でつないできた命を破壊するもの ⇒「戦争・原発・対地球戦争=環境破壊」   だからこそ平和が尊いことを学ぶ

講師の瀧元全損保委員長
講師の瀧元全損保委員長
 午後は、「格付CCC 戦争不適格国日本」と題し、元全損保委員長の瀧徹次さんから講演を受けました。瀧さんは、はじめに自らの生い立ちを紹介するなかで、「奇跡のバトンリレー」で原始からつないできた人の命の尊さを紹介しました。その「奇跡のリレー」を阻むものは、“戦争・原発・対地球戦争=環境破壊”であるとし、その中でも第二次世界大戦前後の日本の状況を例にあげ、様々な指標や資料から「戦争とは棄民」であり、一人ひとりの国民がどのように戦争に巻き込まれ、被害を受けたかを詳しく説明しました。
 そのうえで、現在問題となっている憲法改悪についても、自民党が改憲草案で示している「緊急事態条項」が平和にとっていかに危険なのかを、独裁への道を突き進んだナチスドイツを例にあげて問題指摘しました。そして、「他国を侵略する者は、まず自国の民主主義を抹殺する」とし、安保関連法の成立以降強まる強権的な政治の危険性を訴えました。
 最後に、江戸時代の医師である杉田玄白が死に際に、良かったことの一番は「太平の世に生まれたること」と言ったことを紹介し、「奇跡のリレーでつないできた尊い命を私たちは守っていかなければならない。今の時代は不寛容な時代でバランスを欠いており、『アメリカや大企業に片寄せ』となっている。そうした時代のなかで『モノ』を見るときは『何のために』という視点をもって見てほしい」と政治の進んでいる道に対して問題意識をもって注視することの大切さを訴えました。

「みんな元気になってもらいたい」をこれからも続けていきたい

アクアレーラの素敵な演奏
アクアレーラの素敵な演奏
 講演の後の「ミニコンサート」では、女性のつどいをきっかけに習い始めた組合員によるウクレレ演奏の後、リコーダーとギターのアンサンブルで各地でコンサートをおこなっている“アクアレーラ”のみなさんによる、クラシックを中心とした素晴らしい演奏がおこなわれました。見たことのない指2本で鳥の声を奏でるリコーダーや角笛などの演奏もあり、参加者は日々の仕事を忘れて癒されました。

 全体会では、遠方からの参加者も含めて数人から、「楽しかった」、「心が癒された」などの感想が発表され、最後に実行委員会を代表して日本興亜支部の中島さんが、「これまで参加して元気になってもらいたいと女性のつどいを開催してきました。実行委員メンバーも仕事が忙しく準備が大変になっていますが、開催すれば集まって元気になれます。今後も、仲間を感じてもらうためにつどいを開催していきたいと思いますが、できれば参加するだけでなく、できることでいいので準備を手伝ってください」とつどい準備への支援も含めて挨拶をおこないました。
 最後に、懇親会ではおいしい食事で話の輪が広がり、今年もみんなが元気になったつどいとなりました。

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