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10回目となる女性のつどいを今年も開催 参加者みんなが元気になりました
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この日にむけ実行委員は「誰にも相談できずに退職してしまう女性を出さないために、みんなで集まる場をつくりたい」と半年かけて準備してきました。 当日は132名が参加し、会場いっぱいに用意された様々な体験コーナー、被災地支援品販売や講演、懇親会をとおして、仲間にふれる一日となりました。 今年も体験コーナーが目白押し 当日は午前11時からスタート。やってみたいことに自由に参加できる「フリータイム」には、被災地支援品販売やバザー、プリザーブドフラワー、ジュエルDeCoRe、パワーストーンアクセサリー、アロハタロットorチェアロミorハンドロミ、アロマとハーブでリラックス、タロット占い、「お灸」体験、エネルギーヒーリングなどの各コーナーに加えて、「クッキング」や「ラフターヨガ」にも多くの参加者が集まるなど、普段は仕事におわれなかなかできないことを自由に選んで体験しました。
原発の恐ろしさを知り、私たちも"何かしないと"と気づかせてくれた 映像作家:鎌仲ひとみさんの講演 午後の全体会では、原発が持つ怖さを自らの取材を通した映像や講演で伝え続けている映像作家の鎌仲ひとみさんをお招きし、「母親革命は始まった」と題する講演を受けました。講演のなかで鎌仲さんは、湾岸戦争で劣化ウラン弾を大量に浴びたイラクの砂漠では、多くの子供たちが内部被ばくによる小児ガンや白血病で死んでいく様子を映像を交えて紹介し、福島第一原発事故による影響も、今後同じようなことが想定されると問題提起しました。
また、チェルノブイリ原発事故から26年経った現在でも、ベラルーシでは毎年無料で検診を行い発病の予防に努めている国の姿勢と対比して、いま日本ではそのような政策が検討もされていない実態を指摘するなど、原発問題の重要性を明らかにしました。最後に、原発の危険にさらされた福島の子供たちを沖縄に「保養」に行かせるための資金集めを母親が中心になって始まっていることや、海外で原発を使わない電力供給の実現をめざしたとりくみなども紹介し、「政府が何もしないなら自分たちがやれることをしないといけない」と、一人ひとりが原発の問題に真剣に向き合って欲しいと訴えました。
仲間を大切に、元気になるつどいを継続していこう 講演後の全体会では、参加者の代表から、「鎌仲さんの話を聞いてあらためて原発事故の恐ろしさを知り、自分たちが何かしないといけないと思いました」、「毎年参加して、毎年楽しんでいます。これからも続けて欲しい」などの感想が発表されました。最後に、実行委員会を代表してあいさつした中島美智子さん(日本興亜支部)は、10年前につどいを始めた時の苦労も紹介し、「10年経っても継続して頑張ってこられたのは、励まし合う仲間がいたから」と、「集まって、語り合って、励まし合う」ことによる仲間の広がりをこれからも継続していくことの大切さを語りました。
その後は恒例のミニコンサート。10年間つどいを支えてくれたリコーダー奏者の細岡さん、ギタリストの畑内さんの心に響く演奏に加え、組合員を中心に行われているウクレレ教室の生徒6名が参加するコーナーもあり、参加者は日頃の忙しさを忘れてリフレッシュしました。 閉会後も、そのまま懇親会となり、参加者は引き続き交流を深めました。
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