職場の現実、仲間の声にたって 2011年春闘を構築しよう 全損保賃金討論集会を開催
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集会では、浦上本部委員長の開会あいさつの後、西田本部賃対部部長(共栄支部)が「2011年春闘構築に向けて、要求討議のすすめ方」を提起しました。西田部長は、損保の再編「合理化」情勢第二幕の深化により、大手社のなりふり構わぬスケールメリットの追求、体力格差拡大により収益改善を迫られる中堅社の状況を説明し、そのもとで職場には様々な「歪み」が生じていることを指摘しました。そして、今春闘では、このような情勢に立ち向かうために、昨春闘の成果と到達点にたって、各支部・分会が情報を共有しながら、もっともふさわしい統一闘争を進めていく必要があると提起しました。 引き続き、共栄支部、日新支部、損保ジャパン支部、友好労組から昨春闘の成果や到達点、職場の状況とその背景にある経営政策が報告されました。 提起と報告を受けて、全体討論が行われました。討論では、各社の経営政策や職場における問題点、これまでの春闘や人事制度改定におけるとりくみなどに関し、率直に意見交換が行われました。 全体討論終了後、まとめの全体会が行われ、それぞれの友好労組からあいさつを受けました。最後に、中村本部賃対部副部長(日新支部)が閉会のあいさつに立ち、「全体討論で率直に交流ができた。本日の集会をスタートに2011年春闘を力を合わせて構築していこう」と呼びかけ閉会しました。 |
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