つどい、つながり、ヨリつよくなろう
西日本ブロック交流集会を開催
中四国の仲間が集まり、学習や交流で団結を深めました
中四国の仲間が集まり、学習や交流で団結を深めました


チーム対抗ゲームなどで盛り上がりました
チーム対抗ゲームなどで盛り上がりました

今何をしたらいいかを考えるきっかけになった講演
今何をしたらいいかを考えるきっかけになった講演

 7月4日、広島地協は、福岡市で西日本ブロック交流集会を開催しました。広島市内の各分会の役員や組合員で実行委員会をつくり、日頃、集まる機会の少ない中四国の仲間が集まり、学習や交流をしようと準備をすすめてきました。当日は、「つどい、つながり、ヨリ強くなろう」をテーマに51名が参加。全損保吉田委員長の講演「この時代をどうみるか そして労働組合の可能性」、分散会、交流会を行いました。
 吉田委員長は、スライドを用いながら、労働組合の役割、損保の職場の状況、金融危機の歴史的背景や性格、日本経済の構造の変化、そのもとに生まれている損保再編「合理化情勢」第二幕の特徴を語り、この時代が、きわめて不透明であると同時に、歴史的転換期であることを説明していきました。そして、労働組合が、不透明さの中で先行きを見定めていく力を持っていること、「変わらない」ということを前提にしてはいけないこと、労働者が大事にされるということは社会をよりよい方向に転換させていくことなど、労働組合の可能性や確信について説明し、いまこそ結集していこうを呼びかけました。
 分散会では、委員長の提起を受け、職場の状況を出し合い、その共通項をみつけ、どんなことができるのか、ということを話し合いました。長時間労働や職場運営のおかしさ、合併に向けた不安、地方への情報の少なさなど、日頃は口に出す機会がない不安や要望が口々に出されました。交流会では、分散会の報告を行った後、チーム対抗ゲームなどで盛り上がり、大いに団結を深めました。

<感想>
 講演を聴いて、世界情勢や損保業界の現実について理解でき、今何をしたらいいかを考えるきっかけになりました。また、他損保の状況も聞くことができて良かったです。
  普段は目先の仕事に追われてる毎日ですが、今日の講演で一気に頭が転換させられ、今後の会社生活・組合活動の指針となるような考え方、一本芯が通った方法論的・実践的なものの見方があるんだと感じました。これを同じ分会の仲間に伝えていきたいと思います。
  非正規雇用の社員(=非組合員)が増えており、組合の存在自体に不安を感じます。社員(=組合員)が少なくなり、結束力が弱まり、会社の言いなりになっていくのではないか?こんな危機な時代だからこそ、会社を超えてみんなが力を合わせ、一つの労働組合として結集することが必要だと思います。
  そもそも労働組合とは何かと言うところから説明していただき、社会人一年目の素人にも理解しやすかった。全体を通しての理解は、私の知識・経験不足から今一つではあったが、何ヶ月後・何年後かにもう一度読み返したいと思う。沢山のレジュメと、熱意のこもったお話で、労働組合というものを強く意識させてもらうきっかけとなりました。
  いつも目の前の仕事でいっぱいになっており、自分たちの仕事の環境をどのように変えていきたいのかとか、問題意識を持っていなかったなと感じました。改めて色々な人の考え方や、他社損保の現状を知ることができ、色々と驚きもありましたが、とてもいい時間を過ごすことができました。これからも組合活動には積極的に参加していきたいと思います。
  他地域、他社の方との交流など、とても刺激になりました。自分たちの置かれている環境をきちんと見られるように、また、改善すべき要素があれば素直に主張できるように、心がけたいと思います。
  知識も経験もない私が参加しても良かったのかと、最初はとても緊張して堅くなって、足もしびれてきて大変だったんですが、割と突っ込んだ話もできて、他社や他部署の話が聴けて楽しい時間を過ごすことができました。すれ違ったら、声をかけてみようと思います。

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