2007年春闘賃金討論集会

ともに運動を進める意思統一はかる

全体会 分散会
 11月28日、東京都中央区で2007年春闘に向けた賃金討論集会が開かれました。全体会では、尾高賃金対策部長の提起を受け、各支部の代表が昨春闘の成果や到達点、課題を報告しました。
 賃対部長の提起では、「春闘スケジュール改革」の成果と、自主交渉打切り日に向けて全体で解決をめざす統一闘争のよさとがかみあった昨春闘を基本に、現在の情勢をしっかりみすえて春闘を構築することの重要性が訴えられました。
 また、この情勢の特徴として、保険業界の「不払い問題」の根本に、損保の姿も変わりかねない「自由化」の格段の強まりがあること、大きくみれば、この国の姿をかえようという憲法改定の動きまであると指摘。この分岐点となるこの春闘で、私たちが、真に「健全」な産業、企業のあり方を追求し、職場の期待にこたえて、どのような要求を掲げ、どうたたかうかが問われていると訴えました。
 これを受け、各支部の代表が昨春闘の経過と到達点、教訓を報告。分散会では、2007年春闘に向けて、ともに運動を進めることが意思統一されました。
 集会には、各支部賃対部長を中心に、5支部・計21名が参加。友好労組の大同労組、損保料率機構労組の仲間も参加があり、報告、あいさつをしてくれました。


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