日動外勤支部のたたかい |
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東京海上日動 全損保にも「支援金」認める たたかいのさらなる前進を |
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頑なな会社姿勢を一歩突破 6月9日、東京海上日動社は、外勤社員制度廃止「提案・通知」の一部としている代理店転進希望者に対する支援金支給を全損保組合員にも行なうことを表明してきました。 会社は、10月に一方的に通告してきた制度廃止にこだわり、2月に入ると、全損保組合員35名(第1次原告団)が、外勤社員としての地位確認を求めた訴訟への報復として、会社をやめて代理店になる道を選択する外勤社員全員を対象とした支援金支給を、全損保組合員だけには認めないという不当な差別を続けてきました。この事態に、3月31日、東京都労働委員会は組合差別をやめるよう、異例の勧告を出しましたが、会社は、これも従いませんでした。5月27日、都労委では、この問題を先行して命令手続きに入ることも決められていたものです。 全損保日動外勤支部では、外勤社員としての雇用継続の実現などと共に、この差別是正を求めて全力でたたってきましたが、ここに、頑なな会社姿勢を一歩突破したことになります。現在、この提案に対し、支部では引き続き団体交渉を重ねています。 全体解決がはかられるものではありませんが、この到達点も力に、今後のたたかいをすすめていきます。
長野、新潟で元気よく行動 6月5日には、全損保日動外勤支部、全損保本部、各地全損保組合員が、県労連や地域の労働組合などの全面的な協力を得て、長野、新潟で元気よく行動を展開しました。行動は、日動外勤支部首都、西東京、関信越、横浜分会の組合員が現地入りし、早朝から、支店周辺・繁華街での宣伝、支店への要請、各労組への署名要請などにとりくみました。支店要請では、相変わらず、ガードマンを呼んでの門前払いとなり、地元に暮らす何万人もの労働者と家族を背にする県労連の代表にも、名刺も渡さず、敷地に入れないという保険会社として極めて問題のある対応を続けました。 しかし、宣伝行動では、通行する方々が立ち止まって話を聞いてくれたり、ビラを熱心に読んでくれたり、大きな反響を呼びました。長野では新聞社の取材も受けました。多くの激励を力に、今後もたたかいを前進させていく決意です。
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