全損保日動外勤支部が東京海上日動社と団体交渉開催 |
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都労委勧告守らぬ東海日動に批判広がる
会社の言い分は、「代理店転進支援策(案)は撤回したのだから、『支援策を差別なく行え』という勧告は前提を欠く」というものですが、都労委はその経過もすべて把握した上で、組合差別をやめるよう勧告に踏み切ったものです。したがって、会社の態度は、都労委に正面からはむかい、その判断を愚弄するもの。社会的にまったく通用しません。 外勤社員制度を一方的に廃止し、廃止をしたら本人の意向を無視して配置命令を出し、逆らえば解雇を検討するといい、裁判に訴えれば組合差別の報復をする。その上、労働委員会の勧告も無視するというのですから、まさに、やりたい放題の無法です。 誰よりも法を守らなければならない損害保険トップカンパニーとして、また、企業の社会的責任を大宣伝する姿勢からも、社会的信頼を放棄する悪質さです。 全国で、東京で行動 会社への批判高まる
また、署名要請では、地域の方々から「あの東京海上日動の問題ですね。知っていますよ」と声をかけられ、社会的批判の広がりを実感させられました。 人道的問題 暴風雨の中、門前払い あわせて際立っているのは会社のひどい対応です。各支店ともに、県労連、本部、支部組合員による要請団を店内に入れず、門前で応対し、要請書のみ受け取るという対応でした。 県労連は、地域の労働者の代表ですが、門前で追い返すことは極めて異例の対応です。全損保でとりくんだ朝日闘争では、野村證券でさえ、基本的には店内の応接や、会議室に通しています。しかも、10日、11日の西日本は、おりからの暴風雨。要請団はずぶぬれとなりましたが、門前に放置するという人道的にも許しがたい態度がとられました。中には高熱を発し行動から帰京せざるを得ない者まで出ました。 国公労連からもエール 400人で本社包囲 14日には金融共闘統一行動で、早朝宣伝行動、昼休み本社前抗議行動が行われました。とりわけ昼の行動は、財務金融共同行動の仲間も加わり、計400人の最大規模となりました。財務金融共闘を代表した国公労連工藤さんからは「東京海上日動の対応は顧客の信頼も裏切るもの。国公労連としても全力で支援する」とエールが送られました。 外勤社員を切り捨てる会社提案、都労委勧告も守らない体質に、行動への対応にみられる乱暴な態度が加わり、東京海上日動に対する社会的批判は日増しに増すばかりです。全損保は、行動を通じ、会社の姿勢を変えるため全力をあげます。全損保内外の仲間の皆さん、今後の行動、団体・個人署名にこれまで以上にご協力いただけますようお願いします。 |
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