合対とりくみ交流会を開催

労働法制改悪の動向を学び
今後の活動に役立てる

各支部機関役員を中心に37名が参加
熱心にメモする参加者
 12月20日、共栄火災本社8階会議室で全損保合対とりくみ交流会が開催されました。毎年、秋のたたかいの中間総括と各支部のとりくみ報告を行い、学習・交流をはかるためとりくまれているものです。今回は、全損保合対部を中心に、全損保各支部・分会と友好労組である損保料率算出機構労組をあわせ37名が参加しました。
 今年度の交流会では、労働法制改悪の動向を学ぶため、東京法律事務所の加藤健次弁護士の講演を行いました。加藤弁護士は、大企業の利益追及の凄まじさと労働者の生活と健康・生命の深刻な状況にふれ、現在、財界が露骨に要求している労働法制改悪が通れば、労働者の無権利状態や労働組合の形骸化がもたらされると危険性を指摘しました。
提起する常盤合理対部長 講演する加藤健次弁護士
講演では、日動外勤支部にかけられた攻撃も例に出し、今こそ労働組合の役割発揮がもっとも求められていると訴えました。講演の後、参加者からそれぞれのとりくみに関連した質疑があり、学習が深められました。
 引き続き、共栄、日新、あいおい各支部が秋のたたかいにおけるとりくみを報告し、最後に常盤合対部長が発言しました。発言では、労働実態調査の中間集約内容をもとに、法違反残業の実態が改善しない職場実態にふれ、2006年春闘でも実態改善に旺盛にとりくもうと訴え、集会を終了しました。
 全損保では、秋のたたかいで集約した職場の生の声や実態をもとに、長時間過密労働実態を改善するため、集会で学び交流しあったことを踏まえ、2006年春闘におけるとりくみを強化していきます。


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