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朝日闘争の勝利を今後の力に
第62回定期全国大会が、9月19、20日の両日、日本青年館で開催されました。おりしも、9月15日の朝日闘争勝利直後の大会となりました。吉田委員長の運動方針提起の後、朝日提訴団の大田決さん、弁護団の前田茂弁護士の特別報告も受け、「全損保らしさ」が結実した朝日闘争の勝利に確信を持ち、たたかいで培った力を今後につなげる決意にみなぎるものとなりました。
奮闘と成果 53の発言通じて確認
大会は計53名の発言があり、2005年度運動方針は全員一致で確立されました。それぞれの発言が、それぞれの奮闘を報告し、朝日闘争だけでなく、瀧元中央執行委員長の不当配属の撤回、「首切りありきの事業譲渡」に立ち向かったR&S支部のたたかい、改革されたスケジュールで統一闘争を進めた春闘、全国4地協で開催された女性のつどい、200人を白馬に集めたサマージャンボリーなど、多くの成果を手にした全損保のこの1年の到達点を確認するものとなりました。
相次いだ日動外勤支部を支える発言
その中でも、特筆されることは、外勤社員制度の変質・淘汰に立ち向かう日動外勤支部の仲間のたたかいを全体で支えようという発言が相次いだことです。彼らは、企業合併を境に仕事のあり方そのものに激変を強いられており、自らの将来を守るためたたかいに立ち上がっています。外勤社員制度は、損保産業の発展にとって大切な切な募集形態であり、仲間が誇りを持って働ける将来を守るため、全損保として重点をおいて、たたかいを支えていきます。
「新しい時代」に基本スタンス貫く
いま、損保業界では、激烈な競争が職場に歪みをもたらし、産業全体に深刻な問題としてはねかえっている実態があります。「『新しい時代』に向け、働くものの主張の主体となり、共感を広げる運動、組織、財政を再構築していく」。この基本スタンスに立ち、私たちは、激化する競争のもとで懸命に働く一人ひとりの声を何よりも大事に、人間らしく働くことができる職場、真に社会に役立つ産業を取り戻すため、努力を重ねていきます。
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