「野村證券の責任を追及し、朝日火災争議をかたせる会」による「吹き飛ばせ野村證券7・22総行動」は、のべ900人を超える参加で大成功に終わりました。
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これまでの思いを込めて発言する朝日提訴団のみなさん
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提訴団一人ひとりが差別の実態を訴えー中労委調査
早朝の野村證券前宣伝行動後、10時からは中労委で和解に向けた調査がありました。中労委では9月5日に和解案を提示する意向を示しており、この日の調査は最終の事情聴取となりました。控え室が満杯となる77名を越える参加者が調査の推移を見守りました。
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あいさつする全労連国分副議長
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銀行労連村上中執
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野村女性差別事件原告団沖和子さん
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全証労協松井議長
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全損保大阪地協仁谷議長
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全損保東海地協松本さん
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当方は、和解に向けた具体的な問題点と考え方を述べ、公益委員の要望により、参加した提訴団一人ひとりが、差別の実態、解決に向けた思いを訴えました。そして、和解解決には「最高裁判決が生かされること、経営者の無法が再発しないこと、従業員が自由にものがいえるようなること」が必要であり、そのような和解案を示すよう要望しました。
トワイライトうちわデモ 300人で「解決待ったなし」の大音声
東京駅正面を通過するトワイライトうちわデモ
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司会の 全損保牧野さん
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発言する 全損保吉田委員長
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抗議の思いを込めた おおうちわ
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行動を盛り上げる松平晃さんのトランペット
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東海地協から駆けつけた松本さんの尺八
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行動をしめくくる 国民春闘共闘 岩田事務局長
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15時からは野村證券本社前で要求実現行動を行い、100名が参加。野村證券はあいかわらず要請団を門前払いしたため、2時間にわたり座り込みで待機行動を行いました。松平晃さんのトランペットではじまり、弁士は、全労連国分副議長、全証労協松井議長、銀行労連村上中執、野村女性差別事件原告団沖和子さんが次々に野村證券を糾弾しました。また、全損保大阪、名古屋地協からは上京団が組まれ、大阪からは20人が参加しました。
夕方からはいよいよメインとなるトワイライトうちわデモとなり、300人を越える参加者が、「野村證券は最高裁判決を守れ」のロゴ入り特製うちわをふって、「野村證券は最高裁判決を守れ」、「朝日火災争議の解決はまったなしだ」とシュプレヒコールを繰り広げました。ビッグバルーン、特大うちわ、横断幕、各労組の旗やのぼりを掲げ、大声を張り上げる隊列に道行く人もみな振り返りました。
最後の野村證券本社前トワイライト抗議行動では、松平晃さんのトランペットで幕を開け、全損保東海地協の松本さんが尺八を演奏。心を込めた音色が日本橋に響わたりました。
会を代表して全損保吉田委員長、しめくくりに国民春闘共闘岩田事務局長があいさつを行いました。
朝日火災争議は、和解案提示という重要な局面を迎えます。「野村證券の責任を追及し、朝日火災争議をかたせる会」は、全面解決をめざし、中労委により要求をいかした和解案が提示され、朝日火災・野村證券に受け入れさせるため、全力をあげます。
中労委での訴えより
店の体制を充実させるからといわれ千葉から釧路に配転となりました。しかし、その言葉とうらはらに、8年間、ひとりで広大な地域に残されました。厳寒の地で、お客を訪ねるのも長時間移動です。その大変さを想像できますか。その後、高崎に配属されているとき、中労委命令が出て、元職場(千葉)への復帰が命じられました。しかし、会社は私を旭川に配転しました。こんな無法を許すことはできません。
私は朝日火災で共働きです。妻は、提訴団の妻と言うことだけで低い評価を受け続けています。どうしてこんな目にあわなければならないのでしょうか。差別はこのようなことにも及んでいます。
東京から宇都宮、函館、米子とたらいましにされました。病ともたたかったつた26年。入院中に部長は見舞いではなく、「早く出てこい」と言いにきました。家族、子供も被害者です。家庭崩壊にさせられました。このような不当労働行為が二度とないような内容の解決でなければなりません。
大阪支店から和歌山支社に配転され、毎日1時間50分の通勤を22年も強いられています。支社の女性は一人。暴言をはかれることもあり、ストレスから急性肝炎となりました。2度目の発症の際は緊急入院となり、医師からは「近距離通勤が望ましい」と診断されました。それも聞きいれてもらえません。大阪支店に私が配置できない理由はなく、差別であることは明らかです。ぜひ、納得のいく解決をかちとりたいと思っています。
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