日動外勤のたたかいに勝利する決議 |
いま、日動外勤のたたかいは、東京高等裁判所での和解協議が進展し、私たちの頑張り次第で勝利を手にすることが可能な局面に入っている。しかし、経営者は、昨年6月の株主総会で「最終段階であり、踏み込んで解決する」と約束したにもかかわらず、真に解決を決意したという姿勢を示していない。 私たちは、これまで、弁護団の献身的な働きに支えられた法廷闘争を続けながら、500万枚を達成した「手渡し&ポスティングビラ」、31回に及ぶ金融3争議共同行動、15000枚を超えた「高裁裁判長あて手書き要請ハガキ」など、これまでにない峰を築くたたかいを構築してきた。支援の輪は、全損保の組織を超え、「ビラ」を通じて経営への社会的批判も大きく広がっている。和解交渉の現局面は、このようなたたかいの到達点である。しかし、同時に、経営のかたくなな態度をみるとき、私たちが、一段と強固なたたかいを構え、解決の決断を迫らなければならないことも意味している。 このたたかいは、当事者だけのたたかいではない。損保に働く外勤・直販社員、ひいては、損保労働者全体を、理不尽な「合理化」攻撃から守るための防波堤となっている。再編「合理化」情勢第二幕が深まるいま、このたたかいに勝利することは極めて重要な意味を持つ。 私たちは、この支部地協代表者会議で、このたたかいを2010年春闘の重点課題に位置付け、勝利を手にするため、全体で断固としてたたかいをすすめることを決意した。具体的には、当面の最重点課題は、2月5日の東京海上日動包囲終日行動をかつてない規模で成功させることとし、「手渡し&ポスティングビラ」の配布枚数・地域数を可能な限り積み上げていくこと、裁判長あて手書き要請ハガキにとりくむことを確認した。 勝利への決意を込め、日動外勤のたたかいに全力でとりくむことを、ここに決意する。
2010年1月16日
全日本損害保険労働組合 支部地協代表者会議 |
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