|
||||||
あいおいニッセイ同和社の希望退職募集に対するとりくみ 退職強要につながる個別面談の中止を求める 全損保あいおい支部が問題意識を広げる 朝ビラ宣伝行動にとりくむ |
||||||
| ||||||
11月16日(月)、あいおい支部を中心に全損保組合員とOBが45名集まり、東京渋谷区のあいおいニッセイ同和損保本社前で宣伝行動にとりくみました。参加者が手渡すビラを出勤してくるほとんどの従業員が受け取り、目を通しながら職場に向かう人たちもいました。 あいおいニッセイ同和社は、10月30日(金)、「『役割革新』加速に向けた各種支援策実施について」として、400名規模の希望退職募集(キャリアアシストプラン)実施を表明しました。対象は、全域型・広域型の40歳〜59歳とし、「画一的な内容で趣旨を伝えるためにも部支店長(補佐対応する人員も含め)の事前研修を実施し、対象者全員と最低2回の個別面談をおこなう」としています。 これに対し、あいおい支部は、「従業員の雇用を脅かす政策は容認できない」として、「退職強要につながる恐れのある個別面談の中止」を求めるとともに、「不本意な退職者を出さない」ために、各地での朝ビラ宣伝行動をおこなっています。 これまで、東京(本社ビル、日本橋ビル、新宿ビル)、横浜、大阪、広島で朝ビラ宣伝行動をおこない、のべ126名の組合員が参加し、4000枚を超えるビラをあいおいニッセイ同和社の従業員に配布しています。 このビラを見て、あいおい支部や全損保本部への相談が日に日に増えています。相談者の話では、個別面談が繰り返され4回の面談を受けた方もいます。面談では、「来年度あなたの活躍する場は無い」、「再就職支援会社の相談を受けに行った方が良い」などと言われ、退職勧奨が執拗におこなわれている事実が明らかになっています。 あいおい支部は、こうした事実をもとに、執拗な退職勧奨の中止を求めて引き続き交渉をおこなうとともに、今回の希望退職募集が雇用を脅かす問題であることを可能な限り職場に広げ、「不本意な退職者を出さない」ためにとりくんでいきます。 ⇒ 配布したビラ あいおい支部では、キャリアアシストプランの対象者から寄せられる相談から、繰り返されて実施されている個別面談が退職強要であるとして、12月4日会社と交渉をおこないました。 その中で支部は、個別面談の実態をあげ、「個別面談でおこなわれている運用は、会社から当初説明のあった『本人希望の尊重』とはほど遠く、本人が再三再四『辞めない』と言っているにもかかわらず面談を繰り返すことは、明らかな退職強要であり、そうした運用を即刻あらため、面談についても中止を求める」と主張しました。 これに対し会社は、「個別面談は『役割革新』をすすめるためのものであり、退職に追い込むことが目的ではない」と述べています。(交渉ニュース参照) 困った時には、あいおい支部もしくは全損保本部へご相談ください。 ⇒ 交渉NEWS キャリアアシストプランについて
|