日動外勤支部のたたかい

東京海上日動は争議を解決せよ
15回目の共同行動
写真:東海日動本社に要請書を読み上げて手渡す要請団
東海日動本社に要請書を読み上げて手渡す要請団


写真:丸の内仲通りでビラ配布行動
丸の内仲通りでビラ配布行動


写真:東京海上日動本社前 整然と抗議行動
東京海上日動本社前 整然と抗議行動


 8月27日、金融3争議実行委員会は15回目の共同行動を展開しました。金融3争議実行委員会は、金融再編のもとで、労働者の雇用や権利を脅かす攻撃をともにはねかえそうと、東京海上日動の外勤社員切捨て攻撃とたたかう全損保・全損保日動外勤支部、日産センチュリー証券の組合つぶし攻撃とたたかう全証労協・日産センチュリー証券労組、AIGスター生命の嘱託社員の雇止め・解雇攻撃とたたかう金融労連・銀産労・AIGスター生命争議団を中心に、昨年、結成されました。
 当日は、日産センチュリー証券新宿支店要請行動を皮切りに、それぞれの本社前抗議・要請行動を行いました。4時45分からは東京海上日動本社前抗議・要請行動を行いました。
 吉田委員長は、「東京海上日動は、『不払い、取り過ぎ問題』の原因である損保の無秩序な競争の先頭に立った責任は重い。国内市場を荒廃させ、違法な労働者いじめも続けたまま、今度は海外で儲けるというのでは無責任だ。労使紛争解決を解決させ、国内市場の健全化の努力を果たすべきだ」と東京海上日動の姿勢を批判し、争議解決を強く訴えました。
 その後、要請を行いましたが、会社は相変わらずガードマンをたて敷地に一歩も踏み入れさせず、門前で人事担当者が応対するという非常識ぶりでした。要請団は、「和解交渉がはじまっており、解決のためにも、こんな対応はやめるべきではないか」と伝え、要請書を手渡しました。
 東京海上日動は、なお、判決を守らず、違法・不当な外勤社員切捨てを強行しようとしています。このリストラで、当初900人以上いた外勤社員もいまや50人弱。それを「経済合理性」に会わないからと、あくまで追い出そうという同社の姿勢は異様です。私たちは今後も、法廷で、社会で、希望者全員が外勤社員として働き続けるという要求実現のため、全力でたたかいます。


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