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2009年4月17日・全損保シンポジウム 危機と展望 そして労働組合の可能性 再編『合理化』情勢第二幕にどう向き合うか 於)中央大学駿河台記念館
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 パネリスト
高田太久吉 中央大学商学部教授 高田太久吉
中央大学
商学部教授
牛久保秀樹 弁護士 牛久保秀樹
弁護士
新宿総合法律
事務所
吉田有秀 全損保中央執行委員長 吉田有秀
全損保
中央執行委員長
 コーディネーター
尾高雄一 全損保常任中執 尾高雄一
全損保常任中執
(賃金対策部長・あいおい支部委員長)
土方達也 全損保常任中執 土方達也
全損保常任中執
(合理化対策部長・福祉対策部長・日新支部委員長)
 司会
中村大輔 全損保中央執行副委員長 中村大輔
全損保中央執行副委員長

中村   全損保シンポジウムを開催いたします。私は総合司会を務めます全損保副委員長の中村と申します。本日は、「危機と展望 そして労働組合の可能性 再編『合理化』情勢第二幕にどう向き合うか」というテーマでのパネルディスカッションです。未曾有の金融危機の原因と背景はどこにあり、何が問題とされるべきなのか。この激動から次の時代の展望をどう見通すことができるのか。その下で生まれる損保再編「合理化」情勢第二幕に私たちはどう向き合うのか。どこに労働組合の可能性を見るべきか。一人ひとりにとっても、全損保という労働組合にとっても、今最も重要なこのテーマについて、今後にむけて、答を見いだす大きな力にしようと開催したものです。
 それでは、本日のパネリストの方々を紹介致します。
 高田太久吉先生です。中央大学商学部の教授として活躍をされており、昨今の金融危機の解明については第一人者として幅広い視野で研究をされていらっしゃいます。
 そのお隣は、弁護士の牛久保秀樹先生です。東海闘争から日動外勤のたたかいまで、全損保には深くかかわっていただき、大変お世話になっております。ILOの活動を運動にいかそうという立場では第一人者としてご活躍されています。
 そして、全損保執行委員長の吉田有秀さんです。
 コーディネーターは常任中執の尾高雄一さん(賃金対策部長)と土方達也さん(合理化対策部長兼福祉対策部長)です。それでは、コーディネーターのお二人、よろしくお願いします。

土方  早速、パネルディスカッションを始めたいと思います。本日のテーマは司会からお話しした通りですが、大きく二つに分け、ディスカッションをすすめていきます。
 第一の討論として、金融危機の背景や原因、歴史的に何が問題とされなければならないのかということ、そこに損保再編「合理化」情勢第二幕がどのように位置づけられるのかということを明らかにしたいと思います。
 第二の討論では、激動のなかから次の時代の展望をどう見通すことができるのか、その鍵は何が握るのか、ということを明らかにしたいと思います。二つの討論を通じて、今後、私たちが損保労働者としてどのように働き、また全損保という労働組合でどのように活動をしていけばいいのか。ご一緒に考えていければと思います。





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